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"実も蓋もない酷評になるけれど、スーチー女史が如何にインチキか。ミャンマー人でありながら英国の情報機関に操られた傲慢不遜のおんな。<<山口洋一、寺井融『アウンサン・スーチーはミャンマーを救えるか?』(マガ..."

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実も蓋もない酷評になるけれど、スーチー女史が如何にインチキか。ミャンマー人でありながら英国の情報機関に操られた傲慢不遜のおんな。

<<山口洋一、寺井融『アウンサン・スーチーはミャンマーを救えるか?』(マガジンハウス)>>

こういう真実を伝える書物が待ち望まれていたのである。正論を聞きたかった。

嘘の報道の洪水のなかで、日本人の99%が騙されている。本当のミャンマーを知らない。そしてインチキ政治家のスーチー女史が、あたかも民主ミャンマーを代弁しているかのような錯覚、錯誤という、逆に言えば英米の情報操作の空間に陥没している。

朝日新聞以下、日本のメディアはあれほどの反米であるにもかかわらず、英米の情報操作に容易に引っかかるという弱点がある。

たぶんこの日本人の歪んだメンタリティが出来たのは「インパール作戦」の失敗、その後の英米の出鱈目な反日映画の所為だろう。

インドやミャンマーや、東南アジア諸国を侵略し、搾取したのは欧米であり、日本はアジア解放という歴史的な戦いを果敢に挑んだが、果たせずに敗れた。その大東亜戦争の大義が歪められて、嘘の戦史を教えられた。GHQとそれに媚びた日教組と、便乗した左翼によって戦後の歴史教科書がひんまがったままであるように、日本人のミャンマー認識も間違ったままなのだ。

評者(宮崎)はミャンマーの専門家でもないし、一度しかミャンマーへ行ったことがないけれど、行ってみてすぐに了解したことは軍事政権というより、ミャンマー政府は反米・反欧という、きわめて民族主義優位な、自立意識がつよい、しかも柔軟な政治をしているという実感だった。

http://miyazaki.xii.jp/travels/index.html

社会文化的には、宗教が政治より上位にあり、国民の優しさと精神の仕合わせを求める生活のゆとり、その教養の深さと柔軟さと、そして社会の柔らかさであった。硬直した軍事政権だったら、とても実現できない自由な社会がそこに拡がっていた。

そして英米が世界を巻き込んで、日本も訳の分からないままに、まぬけに制裁など叫んでいる間に、さっと経済侵略をやってのけた華僑が経済を握り、それがミャンマー国民の反感を買っている事実も知った。中国がミャンマーの資源を強奪しつつあることも、英米は知っていて知らんふりをしてきたのだ。

本書はスーチー女史が「現代のジャンヌダルク」ではないことを多方面から実証しつつ、彼女の傲慢な欧米教養主義と、ミャンマーの土着的な思想との乖離をえぐりだす。

つまりスーチーはミャンマー人でありながら頭の構造、その教養は英国仕込みであり、英国情報員がタイミング良く目の前に現れるや、彼と結婚し、外国にずっと暮らしてきた。京都大学留学中は矢野暢教授が世話をしたことを、じつは矢野さんから直に聞いたこともある。しかも矢野教授はノーベル賞選考委員だった。 

パキスタンのブット女史も首相を二回やったうえ、美貌だった。しかしウルドウ語を喋るのに困難があったほどの英国型の教養人だったが、政治は大胆であり、彼女の夫はパキスタン土着の実業家兼政治家だった。スーチー女史と同列ではない。即ちスーチー女史は英国情報機関が操るピュペットである。

- 書評『アウンサン・スーチーはミャンマーを救えるか?』  宮崎正弘 | 杜父魚文庫ブログ (via itokonnyaku)

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