“ 18日に発禁命令を受けた朝日新聞はすぐに、鈴木文四郎常務(のち、主筆兼編集責任担当重役。退職後、参議院議員、NHK理事)を中心にGHQに出向き、「朝日は決して占領軍の政策に対し批判的なのではない。そればかりか、我々は元来日本で最も自由主義的な新聞であり、GHQの日本改革政策に対しては全面的に支持する」と口頭で述べている。
その後、口頭の説明だけでは不十分だと思ったのだろう。同じ主旨の内容をしたためた弁明書を参謀長に提出した。その際に最高司令官の閲読を希望してわざわざ添付したものが、この「戦争の責任 果たして如何」の社説だったのだ。
朝日新聞は、ここから完全に転向する。擦り寄るべき権力者を、日本政府からGHQに切り替えたのだった。”
- ぼやきくっくり | 戦争賛美から米崇拝へ『朝日の変節』のルーツ「SAPIO」01.11.14号
その後、口頭の説明だけでは不十分だと思ったのだろう。同じ主旨の内容をしたためた弁明書を参謀長に提出した。その際に最高司令官の閲読を希望してわざわざ添付したものが、この「戦争の責任 果たして如何」の社説だったのだ。
朝日新聞は、ここから完全に転向する。擦り寄るべき権力者を、日本政府からGHQに切り替えたのだった。”
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